大阪から東京に出てきたときに、「たこ焼き屋をする!」と決めていました。とはいっても、具体的にどうすればいいかわからない・・・。さて困った。
パワーだけが空回りして、あっちこっちの不動産屋さんを回ってみたり、毎日のようにたこ焼きを食べてみたり・・・
そんな中、良さそうな物件がひとつ。今、開店した場所なのですが、イトーヨーカドーさんや激安スーパーの石塚園さんに挟まれて人が結構通っているところ。
不動産屋さんに連絡して、借りることができました。オーナーさんが今までに会ったことがないくらいいい人でびっくり。
開店前に今のスタッフとなっている3人(+子供1人)で、たこ焼きの試食会をしていました。2008年の8月上旬です。その時には研究の末に自分たちの中で決めていた味があったので、その試食会でした。
その時は、開店前ですから、今の店頭にあるような鉄板というものがどこにもありません。今も我が家の棚の奥深くにしまわれている、2000円程度でコジマで購入したタコ焼き機を使用しました。何となく焼いていましたが、味の大きな方向性はこれで決まっていたと思います。
大阪風だっていうのもあって、他にこんなたこ焼きが食べれるところはないよねということで、たこ焼きとしてはかなりいい感じに仕上がっていたと思っていました。
契約してお店を工務店の人に工事してもらう直前の日に、立石駅前に大阪風たこ焼きのかなり有名なお店が開店。大安吉日です。「ライバルがいないはずだったのに・・・」そうはいっても、もう止まれません。GOです!
ま、1キロくらい離れてるし、別にいいでしょうって割り切ってみました。
近くにたこ焼き屋さんがあって、たこ焼きを食べる習慣があるというのは東京でもいいことのような気もしますし。